食事のバランスを整える ~ビタミンやミネラル編~【PoshPet コラム】

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食事のバランスを整える ~ビタミンやミネラル編~

食事のバランスを整える ~ビタミンやミネラル編~ 食事のバランスを整える ~ビタミンやミネラル編~

ビタミン・ミネラルの役割とは?

フードにおやつ、口にする食べ物はすべて、愛犬の栄養の源です。食事から摂れる栄養素のうち、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルは、5大栄養素と呼ばれています。

五大栄養素のイメージイラスト

そして、栄養素はそれぞれ、身体に対して異なる役割を持ちます。中でもタンパク質や脂肪、炭水化物といった栄養素は、身体の組織作りやエネルギーの源となり、注目のされやすい栄養素です。では、ビタミン・ミネラルは? というと、どのような役割があるのでしょうか。

【ビタミン】

ビタミンは、発育や生理機能をサポートし、臓器や組織を円滑に働かせる役割を果たしています。水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2グループに分けられ、水溶性ビタミンは、過剰な分は水に溶けて体外へと排泄されやすく、逆に脂溶性ビタミンは、体内に蓄積されやすいという特徴をもっています。

◎ビタミンの種類と作用例
犬が必要とするビタミンの種類は、14種類以上あります。

ビタミンのイメージイラスト

・水溶性ビタミン

水に溶けて体内に吸収されるビタミンです。過剰な場合は体外へ排泄されます

〔ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ナイアシン、コリン、ビタミンC〕

  • 例)ビタミンB2…酸化酵素、脱水素酵素の電子伝達
  • ビタミンB12…ビリドキサルリン酸、神経伝達物質合成
  • ナイアシン…ニコチンアミド補酵素、エネルギー産生での水素受け渡し etc
・脂溶性ビタミン

脂肪と一緒に摂取することで吸収されます。体内に蓄積されやすいため過剰摂取には注意が必要です

〔ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK〕

  • 例)ビタミンA…視覚蛋白質、上皮細分化、免疫作用
  • ビタミンD…Ca、Pの恒常性維持、正常な骨代謝
  • ビタミンE…生体内抗酸化作用、細胞膜脂質の維持 etc

【ミネラル】

ミネラルは、少しの量で重要な働きをしている栄養素です。器官や組織の構成成分となったり、体液の浸透圧を調整したりと様々な役割を果たしています。ミネラルの効率的な摂取には、過不足なくバランスよく摂ることが大切だとされています。

◎ミネラルの種類と機能例
犬に必要とするミネラルの種類は11種類ほどあります。

ミネラルのイメージイラスト

〔カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨード、セレニウム etc 〕

  • 例)骨や歯の中で、組織の構成成分を担う…カルシウム、リン、マグネシウム
  • 血液や体液の中で電解質として機能、酸一塩基の平衡、浸透圧…ナトリウム、カリウム、塩素
  • 神経系における情報伝達…カルシウム、ナトリウム、カリウム、塩素
  • 酵素系における触媒または共同因子…マグネシウム etc

ドッグフードは、ビタミン・ミネラルのバランスが整ったごはん

ビタミンやミネラルは、愛犬の体作りや生理的な動きに関わる大切な栄養素です。基本的に犬の食事には、総合栄養食(※)の基準を満たしたドッグフードと十分なお水があれば、5大栄養素をバランスよく摂取できるとされ、きちんと食べていれば、ビタミン・ミネラルの摂取不足や過剰は心配ないといえます。
ドッグフードのパッケージに記載されている給仕量を参考に、生活環境や体調といった個体差を考慮し、量は調整しましょう。

ドッグフードのイメージ画像

また、サプリメントやトッピングなどで補いたい栄養素がある場合には、食事全体の栄養バランスを損なわないようにしましょう。サプリメントは、パッケージにある給与量を守り、与え方に不安があるというような場合には、愛犬に合った適正量や方法などを獣医師さんに相談してみましょう。

(※)総合栄養食とは
ペットフード公正取引協議会が定める栄養基準を満たしたドッグフードのこと。総合栄養食のドッグフードには、「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」といった記載がパッケージに記されています。

いつものごはんも定期的にチェック!

わんちゃんのイメージ画像

子犬~成犬~シニア犬といったライフステージや生活環境の変化によって、エネルギー必要量や積極的に摂りたい栄養素は異なります。愛犬の体調を気に掛けることと同じように、今与えているごはんの内容や給仕量が愛犬にあっているか確認してみましょう。

一般社団法人ペットフード協会による2020年全国犬猫飼育実態調査では、犬の寿命は14.48歳。犬がシニアとされる年齢は、一般的に7歳頃からなので、シニア期は成長段階の中でも一番長いといえます。シニア犬になると、マイナートラブルはつきものです。それまでの健康管理や食事の結果というものも少なくありません。ビタミンやミネラルに限らず、食事全体の栄養バランスは、シニア期を迎える前から気を付けるようにしたいですね。

おまけ : 手作りごはんの強い味方!

手作りのごはんを与える飼い主さんは、多くいます。愛情を込めたごはんは、愛犬にとっても飼い主さんにとっても素晴らしい食事です。
しかし、忙しい日々の中では、ビタミンやミネラルまでバランスを考えて与えることは難しいことです。手作り食に不足しがちなビタミン・ミネラルはペット用サプリメント使用することも一般的ですが、ナチュラル思考の飼い主さんには「オネストキッチンベースミックス」の活用もおススメです。

オネストキッチン ベースミックスのイメージ画像

ベースミックスの他にお肉とぬるま湯を用意するだけで、簡単に出来上がり。栄養バランスが整った手作り食を愛犬に与えることができます。

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ロータスペットフード シリーズ

オーブンベイク製法で、原料のおいしさや栄養が吸収されやすい形でぎゅっと詰まっているフードです。ミネラルをキレート化し、吸収しやすい形で配合されています。

 

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手作り食の栄養バランスを整えるならこちら!オネストキッチンのベースミックスは、お肉や魚などのたんぱく源にトッピングするだけで、栄養バランスの摂れた手作り食を簡単に作ることができます。抗酸化作用のある厳選されたフルーツ、野菜やナッツ類を使用。低温乾燥製法により、おいしさと栄養がギュッと凝縮されています。

 

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