愛猫のお口の臭い【PoshPet コラム】

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愛猫のお口が臭う~原因と対策~

愛猫のお口が臭う~原因と対策~ 愛猫のお口が臭う~原因と対策~

気になる!愛猫の口臭と歯みがき

室内で一緒に生活をしていると、愛猫のお口の臭いが気になることがあります。可愛くあくびをしているなと思ったら『え、くさい!?』なんてショックを受けることも…。

口の中が臭う場合の多くは、口内の清掃不良が原因です。食べ物のカスを餌とする細菌が発生し、気になる臭いの元となっています。口内を清潔に保つためには、私たちと同じ様に、愛猫にも“歯みがき”が効果的です。歯を磨くことで、口内細菌の餌にとなる、食べ物のカスを取り除くことができるからです。

しかし、いくら歯みがきが効果的でも、猫の場合は、犬と違い警戒心が強く、飼い主さんでも、簡単に歯みがきをさせてくれません。なので、愛猫にはまず、歯みがきを始める前に、口を触られることに慣れてもらうことから始める必要があります。

歯みがきに向けたトレーニング

愛猫の歯みがきトレーニングのイメージ画像

  • 1.口を触られることに慣らすことからスタートします。毎日少しずつ口周りを触る時間を増やしていきましょう。
  • 2.口の周りを手で触られることに慣れてきたら、次は「指ブラシ」もしくは「指に巻いた布(やわらかいもの)」で同様に慣らしていきます。
      ペット用の歯磨きペーストもここで味見してもらいましょう。
  • 3.指ブラシや布に警戒しなくなったら、様子をみて口内にも触れていきます。

愛猫が、歯を喜んで触らせてくれるようになれば、歯みがきまであと一息です。初めは前歯から、奥歯は様子をみながら少しずつ進めます。歯みがきで、お口の清掃不良を解消できれば、歯垢や歯石のない、爽やかな匂いのお口も夢ではありません。ゆっくりと焦らず、根気よく進めてみましょう。

しかし、このようなトレーニングも、口周りを触られることすら極端に嫌がり、威嚇までしてしまう子も多くいます。
歯磨きは、子猫のときからなれていて習慣化していなければ、なかなか難しいことなのでうまくいかないことは、仕方のないことです。逆に、無理をして愛猫との関係が悪くなったり、互いに怪我をしてしまったりしては、良くありませんので、愛猫が楽しそうに取り組めそうにない時は、一旦止めて、気長に様子をみるようにしましょう。

歯みがきを嫌がる愛猫に、簡単オーラルケア

愛猫の歯みがきトレーニングのイメージ画像

歯みがきをすることで、口内が清潔に保たれて、清掃不良からくる口臭や歯周病のような病気を予防することが出来ますが、歯みがきが難しい子であっても、市販のデンタルケア製品を利用して、オーラルケアをすることは可能です。
ペット用のデンタルケア製品には、ハブラシや歯磨きペーストのような歯を磨くための製品の他に、いつものごはんや飲み水に入れるだけで、口内環境を整える効果が期待できる製品や、猫が噛むことで歯垢・歯石をとり、口臭を軽減する歯磨き効果のあるおやつやガム製品もあります。なかなかトレーニングが進まない子には、こういった便利な製品を利用してオーラルケアをするのも一つの選択です。

また、口の中が乾燥するとお口は臭いやすくなりますが、猫は水をあまり飲まないという習性があります。そのため、愛猫の飲水環境を見直して、飲水回数を増やすような対策も、口臭対策として良いかもしれません。

▼飲水対策はこちらをチェック

水を飲まない猫に~水分補給をさせる6つの工夫とは?~

猫の歯周病

愛猫の口腔イメージ画像

人と同様に猫も『歯周病』になることがあります。食べカスが口の中に残ると、歯と歯茎の間に歯垢・歯石がたまり、その中の細菌が繁殖してしまいます。歯周病とは、その細菌が生産する毒素によって歯周組織が破壊されることで、最終的に歯が抜けてしまう病気です。歯周病の予防には、歯垢や歯石を作らないようにすることが肝心です。細菌から生産された毒素は、猫の全身の健康状態に大きな影響を与えていることもあるため、常にお口の中を清潔に保つオーラルケアは、とても大切なことです。

また、歯石は、歯みがきでは取り除くことができません。歯石を除去するためには、獣医さんに処置をしてもらう必要があります。歯周病以外にも、歯の病気には、歯肉に炎症を起こす『歯肉炎』や打撲や固いものをかじることで起こる『歯髄炎』などもありますので、愛猫の歯の異常を見つけたら、まず獣医さんに相談してみましょう。

口臭の種類と病気

愛猫の口腔イメージ画像

口臭の原因は、空腹や加齢、口腔内の清掃不良まで様々ですが、中でも『病的な口臭』には、特に気を付けなければなりません。口内の病気として一般的な『歯周病』以外にも、猫の場合は『口内炎』も多いといわれています。
口内炎は、ウイルスが引き起こしていることも考えられる病気であり、患うと口臭が強くなることが分かっています。そのように、口臭が愛猫の病気のシグナルになっていることもあるため、お口の臭いがきついなと感じたときは、獣医さんを受診するようにしましょう。

口臭の種類

  •  歯周病や内臓疾患などの「病的な口臭」
  •  緊張や空腹・加齢などからくる「生理的な口臭」
  •  その他「食べ物からくる口臭」「ストレスなど外的要因による口臭」など

口臭から考えられる病気

  • 口内炎、歯周病、腎不全、肝不全、腫瘍、感染症 etc
  • ※イヌネコ家庭の医学大百科より

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